大葉香る「明太れんこんサラダ」を作る
もくじ
第11品目
明太れんこんサラダ
れんこんは美味しいし,明太子も美味しいし,大葉も美味しいのは自明なわけですから,この料理も美味しいことは自明です.
みなさんも,もうサムネを見て「作りたい!!」という気持ちになっているはずです.
さあ,作っていきましょう.
材料 (2人分~)
メイン食材
材料 | 分量 | 補足 |
れんこん | 適量 (2節くらい) | れんこんの大きさによるので後述 |
辛子明太子 | 60g程度 | |
大葉(青じそ) | 5枚程度 | 最低3枚は欲しいところ |
酢 | 大さじ1 | 茹でるときに使う |
塩 | 少々 | 茹でるときに使う |
調味料群 A
縁の下の力持ち的な調味料たち.
材料 | 分量 | 補足 |
ごま油 | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ1 | |
醤油 | 小さじ1 |
調理工程
(i) れんこんの下茹で
れんこんを切る前に,下茹でを行うことで切りやすくなる(らしい [1]).
- れんこんの皮を剥いてさっと洗う
- 鍋に水を張り,酢と塩を投入し,沸騰させる
- れんこんを5分ほど茹でる
今回使うれんこんは,私の場合少し節が小さめだったので,5節程度使いました.
厳密に2節と言うわけではなく,なんとなくで良いんです.
(ii) れんこんの再度茹でる
- れんこんを輪切り,もしくは半月切りにする(熱いけど頑張って)
- 同じ鍋で,5分程度茹でる
この茹でている間に,次の工程を進めます.
(iii) ボウルで調味料を混ぜておく
- 最初に明太子をほぐしておく(膜は残っていても良いが,細かく破ったり切ったりしておく)
- そこに,調味料群Aを投入し混ぜ合わせる
- 大葉を手で細かく千切り,混ぜる
私が買った明太子は104gだったので,ここから6割程度使用しました.(近所の相鉄ローゼンにて購入)
これもある程度,適当で良いです.
(iv) れんこんを和えて完成!
美しい!!!
そして美味しい!
なんといっても,大葉の香りが良い仕事してます.
美味しさには香りも大事なことを学ばせてくれる一品.
ぜひご賞味あれ!
ちなみに冷蔵で3日程度保つので,作り置きもOK!
あとがき
れんこんってちょっと不思議な根菜ですよね.
と思って調べたら,あれ根っこじゃなくて地下茎なんですってね.
じゃあなぜ「蓮根」なんて漢字を… 紛らわしいですね.
英語でも「Rotus root」らしいですし.
おそらく,各国の名付け親は最初,「蓮の根っこ」だと勘違いしたのでしょうか.
まあそれはともかく,特徴的なのはあの穴ですよね.
あれも,もちろん役割があって,酸素の少ない土の中で育つわけですから,その酸素(空気)を全体に行き渡らせるためだとか.
じゃあ節はなぜあるの?
と思ってさらに調べたんですが,よく見ると節から葉や花が伸びているんですね.
れんこんは茎が肥大化したものなので,これはただの葉の根ということですかね.
確かに,竹なんかは茎の節が目立つ植物の代表ですね.
小中学校の理科の授業で習った,双子葉類植物には節から葉が伸びる「対生」「輪生」という分類があるんですって [2].
蓮もそれらに当たるんですかね.
私は専門外なので知りませんが…
参考文献
- 笠原将弘「作りやすくて、飽き足りない 僕が食べたい和そうざい」夫婦の友社,2016,p 92
- 双子葉類と単子葉類 | 中学理科の攻略☆りかちゃんのサブノート,2021.03.29閲覧