香ばしい味噌の香り「鶏の味噌漬け焼き」
もくじ
第8品目
鶏の味噌漬け焼き
味噌が美味しいってことは自明です.
でも,香ばしく焼けた味噌はもっと美味しいってことは案外みんな忘れがち.
今回は,味噌の潜在能力を最大限引き出すべく,鶏の味噌漬け焼きを作ります!
ちなみに,漬ける時間は1日程度なので,明日の献立はこれにしましょう.
材料 (2人前)
味噌漬けダレ
意外とシンプル.
なぜなら味噌が有能だから.
材料 | 分量 | 補足 |
味噌 | 大さじ3 | 赤味噌 |
みりん | 大さじ1 | ほのかな甘さが良い.あとは塗りやすくするため |
その他
材料 | 分量 | 補足 |
鶏もも肉 | 1枚 (300g ~) | メイン |
シシトウ | 数本 | 付け合わせ (おまかせで) |
サラダ油 | 適量 | まあ焼くしね |
付け合わせは,シシトウでなくても良いですが,「といったら」で考えるとシシトウですかね.
調理工程
(i) 下準備
食べる1日前にやること.
- 味噌漬けダレを混ぜておく
- 鶏もも肉の余計な脂身を削ぎ落とす
- サランラップを平面に広げて味噌ダレを1/2量塗る
- 鶏もも肉をそこに乗せ,残りを全体に塗る
- サランラップで鶏もも肉を包み,冷蔵庫で一晩寝かせる
(ii) 当日の下準備
一晩寝かせてからまずやること.
- 鶏もも肉を取り出し,味噌漬けダレを軽く落とす (落としすぎてもダメ)
- シシトウに一箇所切れ目を入れて先に焼いておく
このとき,鶏もも肉にタレがつきすぎていると,焦げすぎちゃうので注意.
(iii) 鶏もも肉を焼く
本調理.
- 皮目を下にして,弱火-中火で焼く
- 皮目に焼き色がいい感じについて皮側に火が通ったら,裏返して蓋をし,弱火で6分程度蒸し焼きにする
- 焼けたらまな板に取り出し,3~4分放置する
味噌は焦げ付きやすいので,焼く時は集中して焦げ目を観察する!
ただ,鶏もも肉の厚さによっては火が通りきらない場合があるので,そちらにも十分気を遣って焼いてください.
(私も実際火が通らなくて追い焼きしたことはここだけの秘密)
一部分が分厚い時は包丁を平行に入れて,均一の厚さにすることも一つの手!
(私はこれを怠ったが故に火が通り切らなかった)
(iv) 切って盛り付けて完成
(みんなは料理の写真撮る時は皿の縁についた汚れは拭き取ろうね!)
シンプルな味付けだけどとても美味しい!
付け合わせのシシトウも最高です.
ご飯が進みまくる〜.
あとがき
今回は「鶏の味噌漬け焼き」でした.
味噌漬けダレの味噌を白味噌に変えると西京漬けダレになるのですが,味噌漬けってどんなメリットがあるのでしょう?
調べてみると以下のようなメリットがあるそうです [2].
- 便秘に良い
- 味覚の老化を防ぐ
- 糖尿病予防
- 動脈硬化予防
良いことだらけすぎてビビります.
あとは多分,アミノ酸か何かが肉を柔らかくしたりもするんでしょうね.
知りませんが.
ともかく,味噌漬けは一度やってみるべきです.
簡単なので.
参考文献
- オレンジページ「味つけ黄金比率で基本の料理100」,pp.30 – 31,2019
- 味噌漬け/ミソヅケ|期待される効能 効果 栄養【GAROP】,2021.03.16閲覧